韓国進出スキーム統合型再設計事例

Case Framework / Korea Entry

分断された設計を再接続する ― 統合型再設計の実行プロセス

本事例は、日本企業による韓国市場進出案件において、 戦略・契約・ガバナンスが分断され、意思決定が停滞した状況から、 Execution Integration構造で再設計を行ったケースです。 固有情報は伏せ、統合プロセスの構造のみを開示します。

課題:意思決定の分断と責任境界の曖昧化

当初の進出計画は、事業戦略・法務契約・パートナー選定が個別に進行しており、 判断基準が統一されていませんでした。 その結果、契約草案は存在するものの、最終承認が停滞。 リスクは共有されるが、誰も所有していない状態に陥っていました。

  • 勝ち筋(成功条件)の未定義
  • 契約条項と実行体制の不整合
  • 会議体が共有中心で決定機能を持たない
  • リスク管理が報告止まり

問題は能力不足ではなく、「接続設計」が存在しなかった点にありました。

再設計:統合フォーマットの導入

再設計では、まず成功条件を一枚の統合シートに固定。 その上で、契約・出資構造・ガバナンス設計を同一導線上で再構築しました。

① 成功条件の明文化

市場シェア・回収期間・統制範囲を定義し、全判断をそこに紐付け。

② 意思決定ラインの再構築

誰が何を承認するかを明確化し、会議体を“決定機関”へ転換。

③ 契約と運用の同期

契約条文を運用フローと照合し、現場実行可能な形へ修正。

結果:意思決定速度と統制の回復

統合フォーマット導入後、承認遅延は解消され、 判断基準が統一されたことで、パートナー交渉も安定。 実行フェーズへの移行速度が大幅に改善しました。

再設計の本質

統合とは、最後に“まとめる”作業ではなく、 最初に“接続形式を設計する”作業である。

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